枠組みにとらわれず、好きなことを話してみよう!

高専カンファレンス2010秋 in 東京、10月2日に開催

2010/08/12

 高専カンファレンス実行委員会は8月11日、現役の高専生と卒業生が中心となって運営する技術勉強会「高専カンファレンス2010秋 in 東京」を10月2日に開催すると発表した。

 「高専カンファレンス」は、ITや工業デザイン、経営などさまざまな領域をテーマにプレゼンし合う「参加型」の勉強会だ。2008年6月に第1回目を開催し、その後は北海道、関西、九州など全国各地で活動を展開している。通算17回目である今回は、都立産業技術専門学校荒川キャンパスが会場となる。

事前に枠組みを作らない「アンカンファレンス」

 今回、目玉となる企画は2つある。1つは当日に希望を募り、参加者が自分の好きなテーマを15分の枠で発表する「アンカンファレンス」だ。発表するテーマは技術や科学だけに限らない。普段の高専生活や卒業後の進路などでもOKだ。発表方法も口頭や映像作品上映、ディスカッションなど、参加者が好きに選んでよい。

 希望者は当日に受け付けで申し込みを行い、ふせんを受け取る。会場ではホワイトボードに白紙の時間割が用意されているので、参加者は発表タイトルなどを記入したふせんを希望時間帯に貼りつける。発表はこれに従って行われる、という流れだ。

 発表枠は5トラック×8枠の計40枠。会場を複数用意し、かつ1部屋ごとの人数を少なくすることで、議論に参加できる垣根を下げる。「大規模開催でも、参加者同士の相互作用は増す」――アンカンファレンス形式を採用する背景には、そんな狙いがあるという。

5分という短さで勝負「Lightning Talks(LT)」

 もう1つの目玉が、アンカンファレンス後に別途開催する「Lightning Talks(LT)」だ。アンカンファレンスと同じく話のテーマは自由だが、LTの時間枠は5分。短い時間を使って、自分の興味を参加者にどれだけ強く印象付けられるかが問われるイベントだ。

 参加費は、社会人は懇親会に出る場合は2000円、しない場合は200円。学生はいずれの場合も無料。参加登録はここから行える。

(@IT 松岡瑛理)

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