[Analysis]
JavaOne開催、今年のトピックスと各社の対応を探る
2001/06/12

6月4日から5日間、米・サンフランシスコにて、第6回目の「2001 JavaOne Developer Conference」(米サン・マイクロシステムズ主催)が開催された。
Javaは1995年にサンが発表したプログラミング言語。その後1999年に発表されたJ2EE(Java 2 Platform, Enterprise Edition)は各アプリケーション・サーバベンダーの圧倒的な支持を得、Webアプリケーション技術のデファクト・スタンダードとなったといっても過言ではない。Javaの用途は広がりつつあり、最近では携帯電話など携帯端末のプラットフォームに採用する企業も多い。
今年のJavaOneでは、Java言語の仕様の拡張、Webサービス、Javaコンポーネントの再利用といったトピックスが注目された。また、J2EE準拠のアプリケーション・サーバのベンダーからもJavaOneに合わせて続々と新製品が発表された。
BEAシステムズは、同社CEO兼会長のビル・コールマン氏が基調講演を行い、Webサービスのデモを行ったほか、「BEA WebLogic Integration」など2製品を発表した。iPlanetは「iPlanet Application Server」に新機能を追加することを発表している。ヒューレット・パッカードは、同社のミドルウェア戦略体系である「NetAction」にJavaアプリケーションとそれ以外のアプリケーションとの連携を実現するソフトウェア「HP Core Service Framework」を追加した。アイオナテクノロジーズも2つの新製品を発表している。
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