[Analysis]
エンタプライズ向けIAサーバ、次の戦いへ
2002/03/19

インテルのXeon プロセッサMPと今年発売予定のMcKinley(IA-64)によって、インテルとハードウェアベンダは、IAサーバのエンタープライズ市場への進出を本格化させる。
しかし、そのためにはある課題の克服が必要となる。それがIAサーバに対するさらなる信頼性と安定性の実現だ。古くて新しいこの問題に、ハードウェアベンダはどのような解答を出すのか?
NECソリューションズ 執行役員常務 小林一彦氏が掲げるのは、同社のスーパーコンピュータや汎用機などで培った技術をIAサーバに利用すること。日本IBM理事 システム製品事業部長 小出伸一氏も同じことを主張する。
こうしたハードウェアベンダの動きから分かることは、従来のIAサーバという枠を超えた総力戦を展開しなければ生き残れないということだ。具体的には、IAサーバにどれだけハイエンド技術を適用でき、新技術を開発できるのか。こうした厳しい戦いがエンタープライズ向けIAサーバ市場で待っている、次なる戦いの場だ。
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