［Analysis］

［This Week］ 次世代コンピューティングのパラダイム

2002/12/06

　今週、日本HPが発表した大規模データセンター（iDC）向けソリューション「hp Utility Data Center（ユーティリティ・ データ・センタ）」は、IBMの「オートノミック・コンピューティング」や、サン・マイクロシステムズの「N1」と同等の概念を持つ。すなわち、企業は情報システム資産を外部へアウトソーシングし、それを請け負うiDCはより進化した管理体系、運用ノウハウが求められる、というもの。この流れの中には、「分散コンピューティング」「グリッド・コンピューティング」「アウトソーシング」「システムの自己回復機能」といった、最新のキーワードが散りばめられている。メインフレームからクライアント／サーバ、Webシステムというコンピューティングのパラダイムは、すでに新たなステージへと舞台を移し始めている。

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