[Analysis]

MS、社長交代で変化はあるか?

2003/06/10

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 マイクロソフトは6月6日、代表取締役社長阿多親市氏が6月30日で退任し、後任に米マイクロソフト バイスプレジデントのマイケル ローディング(Michael Rawding)氏が7月1日付で就任すると発表した。

 2000年3月にマイクロソフトの次期代表取締役社長として阿多親市の名が発表されたのは、社長発表会見の場であった。その席で当時の代表取締役社長 成毛真氏は、1991年11月の社長就任からそれまでの8年強を振り返り、「まるでジェットコースターに乗っているようだった」と感想を述べた。では、現在の阿多氏は、これまでの3年間をどう見て、どう感じているのだろうか?

 阿多氏が代表取締役社長に就任したころからの大きな環境変化は、オープンソースへの流れと、J2EEを採用したWebシステムの普及といってもいいだろう。さらに同社製品のセキュリティ問題や電子政府でのオープンソース採用の動きなどもあり、徐々にマイクロソフトブランドが色あせたものになったように感じる。

 この問題に対して、阿多氏の後任となるローディング氏は、新たな“解”を示し、マイクロソフトを導くことができるだろうか。解を示して実行するまでの時間はそれほどない。果たして、ローディング氏は阿多氏の辞任を“変化”への風と利用し、同社のビジネスを前進させることができるだろうか。

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