メタ言語
meta language
言語を作るための言語をメタ言語という。有名なメタ言語としては、XMLやSGMLがある。その他、コンパイラを作成するコンパイラ(コンパイラコンパイラと呼ばれる)のyaccなども、メタ言語の一種と考えられる。
メタ言語の特徴としては、メタ言語を使用するだけでは、直接的な情報を何も記述できないことである。メタ言語は、それ自身で直接的な情報を記述するのではなく、そのような情報を記述する言語を作成するために使われる。例えばXMLであれば、XML勧告を読むだけでは何も直接的な情報を記述することはできない。情報を記述するためには、要素や属性を決めてやらねばならない。この「決める」という行為こそ、言語を作成することにほかならない。
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