自らの意思で行動し、新たな価値を創造して提供できるエンジニアを育成する、日立ソリューションズの人財育成理念DXビジネスをけん引するデジタルマーケティング事業

エンジニア一人一人の意見、提案を尊重し、チームで共有してより良い判断につなげていく。指示よりもアドバイスやヒントをくれるエンジニア出身の上司の下、チームで最善を模索していく。それが、日立ソリューションズの“らしさ”だ。

» 2023年02月21日 10時00分 公開
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独自のポイント管理システムを中核としたソリューション展開

 日立ソリューションズのビジネスイノベーション事業部は、「デジタルマーケティング事業」「DXP(Digital Experience Platform)関連事業」「クラウド関連事業」の3事業を、流通をはじめさまざまな業種に展開し、お客さまとともに社会の変革をけん引していく役割を担っている組織だ。協創によるDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて、新しい価値(環境、社会、経済)を創造し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指す。

 各事業とも卓越した技術力で存在感を高めているが、今回フォーカスするのはデジタルマーケティング事業における取り組みである。

 ポイント管理システムとして国内シェアNo1(※)を誇る自社商材「デジタルマーケティングソリューション ポイント管理システム PointInfinity」を中核として、非現金決済による決済業務、会員管理、分析、販促に至る一連の業務領域にワンストップでサービスを提供。消費者、生活者の行動変容を喚起し、お客さまの企業活動に貢献するデジタルマーケティングを支援している。

※富士キメラ総研「デジタルID/認証ソリューションビジネス市場調査要覧 2022」ポイント管理システム<2021年(実績)金額ベース>

 PointInfinityは、会員管理やポイント管理などのデジタルマーケティングをトータルに支援するソリューションである。企業ごとの独自性を生かした会員プログラムやポイントプログラムの構築から、収集した大量のデータをベースにしたAIによるレコメンド、効果測定までのマーケティングのプロセスをトータルに支援することで、企業と顧客(会員)の多様なつながりを実現する。さらに、会員一人一人に合わせた最適なオファーを実現するために必要となる効果測定や分析の仕組みを一元的に提供し、デジタルマーケティングのPDCAサイクルを確立する。

 このビジネスを統括している同社 執行役員の渡部二郎氏は、「今やPointInfinityは、国内最大級の共通ポイント事業や鉄道、ショッピングモールなど、さまざまなシーンで延べ3億人を超える会員に利用されるポイント管理サービスのインフラに成長しており、現在では東南アジア地域をはじめグローバルにも展開中です」とアピールする。

ビジネスイノベーション事業部 事業部長 執行役員 渡部二郎氏

絶え間ない事業成長を支える人財育成

 日立ソリューションズはこのデジタルマーケティング事業をいかにして発展させ続けているのか。背景にあるのは優秀な人財である。

 「ポイント管理システムをはじめ、自社ソリューションをベースにした大規模なシステム構築案件から、SaaS(Software as a Service)をメインとした製品開発まで、私たちの事業部には幅広い仕事があります。エンジニアはそれぞれの適性に応じた分野で、お客さまの業務を理解し、幅広い商材から最適なものを提案するなど、意欲的に活躍しています。さらに、職場では、マネジャーが若手メンバーを交えてアイデアを出し合い、将来のあるべき姿をディスカッションしながら、新商材や新事業を検討するなど、新しい分野へのチャレンジも行っています」(渡部氏)

 システム構築を担当するSEとして活躍する八戸文彦氏も、そんなデジタルマーケティング事業で中心人物として活躍する若手リーダーの一人である。

 2013年に新入社員として日立ソリューションズに入社した八戸氏は、海外ファイアウォール製品の拡販・保守に配属され、主に提案やサポートを行うSEとして活動。2016年初頭のある日、渡部氏から声を掛けられ、今の職場に異動した。

ビジネスイノベーション事業部 デジタルソリューション第1部 主任 八戸文彦氏

 「八戸さんは人一倍バイタリティーがある。提案というより、お客さまと一緒にシステム構築を行うSE向きだなと注目していたんです」(渡部氏)

 一方、提案や保守の仕事を約3年間経験し、新たなキャリアにチャレンジしたいと考えていた八戸氏にとっても絶好のチャンスだった。「もともとデジタルマーケティングにも興味を持っていたので、迷いはなかった」と言う。

 こうしてポイントシステム構築を手掛けるチームに配属された八戸氏は、ある大規模な共通ポイント事業を展開している顧客企業を担当するようになったというのが、これまでの大まかないきさつである。

輝く個性を持った人財を育てるカルチャー

 以降、八戸氏は分析や販促管理システムにおけるデータベース更改プロジェクトなどでリーダーを務めている。日々の仕事では「自分がどうしたいのかという判断によって、さまざまな物事が決まっていく」という刺激を得つつ、次のようなやりがいも感じている。

 「システム構築といっても、お客さまごとにさまざまな課題があるため、対応も柔軟に変えていかなければなりません。課題そのものが異なるため、どういった技術をどのように使うのか、必然的に取るべき解決策も異なります。そうした中で自らの成長を感じることができ、常に向上心を持って仕事に取り組むことができます。上司からは、指示というより、アドバイスやヒントをもらえることが多く、自由に動ける環境が整っています。また、どのプロジェクトでもメンバーが活発に意見交換を行い、お客さまにとっての最善な解決策を模索し続けています。各メンバーが導き出したアイデアをチームで共有しながらプロジェクトを進めていくスタイルは、日立ソリューションズならではのカルチャーではないでしょうか」

 こうした営みの中でビジネスイノベーション事業部では、ひと際輝く個性を持ったエンジニアが多数育っているのである。

 「一般的なJava開発スキルやAmazon Web Services(AWS)、Google Cloudを中心とした最新のクラウド技術に加え、デジタルマーケティングを支えるAI技術を持ったチームや、お客さまのDX関連の案件で求められることの多い、アジャイル・リーン開発を推進しているチームなどもあり、さまざまな技術領域で経験を積んできたエンジニアが多く在籍しています。また、製造・流通・運輸といったさまざまな業界で、大規模でクリティカルなシステム開発に取り組むなど、プロジェクトマネジメント力の高いメンバーもそろっています。さらに、社内では高度資格の取得も奨励されていますので、ベンダー認定を受けたエンジニアも増えてきました」(渡部氏)

継続的なキャリアプランを描ける制度を充実

 エンジニアの自主性が尊重される環境があってこそとも言うべきか、八戸氏も「分からないことに興味を持ち、自分の口で説明できるまで深掘りして理解する」ことをポリシーとしており、「利用する技術は自ら触って確かめることもあります」と言う。例えば、自宅でも個人所有PCを利用して各種サーバ環境を構築しており、気になる技術を試してみることもよくあるそうだ。

 「最近は一定期間無償でトライアルできるクラウドサービスなども公開されているため、割と気軽に試せます。もともと技術好きの性格なので半分趣味として楽しんでいるのですが、そんな中からも新たな発見を得ることが多々あります」(八戸氏)

 もちろん会社としても、エンジニアのスキルアップや成長を個々の自己啓発のみに委ねているわけではない。

 「デジタルマーケティング事業では、上流工程の対応力を強化するため、技術力だけにとどまらず、コンサルティング力やマネジメント力の向上を図るための学びの機会も多く用意しています。全社的にもさまざまなワーキンググループ活動や意見交換会、ベンダーを招いた説明会などを開催しており、新しい技術に触れる機会が多くあります」(渡部氏)

 教育プログラムに加え、一人一人が安心して働ける諸制度も整っている。育児休暇制度もその一つである。

 「私も2022年5月から4カ月間、育児休暇を取得したのですが、会社の全面的なバックアップのおかげで気兼ねすることなく育児に専念できました。また、復職する際にも当たり前のように業務に戻って、新しいプロジェクトに携わっています」(八戸氏)

 このようにライフサイクルのさまざまな節目において、一時的に仕事から離れることがあったとしても、全くハンディを背負うことなく継続的なキャリアプランを描くことができるのだ。八戸氏は「技術に軸足を置きつつも、組織をマネジメントする管理職を目指していきたい」と語る。

 そして渡部氏も、さまざまな志向を持つメンバーの期待に応えるべく、デジタルマーケティング事業をはじめとして、DXPおよびクラウド関連事業のさらなる前進を図っていこうとしている。

 「ビジネスイノベーション事業部は、自社開発のソリューションやサービスをグローバルスタンダードなソリューションやサービスと組み合わせ、お客さまや社会のDX実現を支援していくことで、成長し続けています。自然災害や感染症、物価高騰など、企業を取り巻く環境が激しく変化する中で成長を維持していくことは、苦労も伴いますが、大変やりがいのある仕事です。社員一人一人が高いモチベーションを持ち、自らの意思で行動し、新たな価値を創造し提供すること。これが私たちの使命です。お客さまと自らの成長につながる未来を一緒に切り開きましょう」と渡部氏はあらためてメンバーに呼び掛けるとともに、ビジネスイノベーション事業部の将来に向けて「ビジネスや組織の規模を、現状の数倍まで拡大していきたい」という展望を示した。

 エンジニア一人一人の個性を尊重し、ありたい姿へのステップを全力で支援する。それが、それが日立ソリューションズの人財育成であり、カルチャーであり、“らしさ”である。

PointInfinityは、日立ソリューションズの登録商標です
本資料中の会社名、商品名は各社の商標、または登録商標です



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提供:株式会社日立ソリューションズ
アイティメディア営業企画/制作:@IT自分戦略研究所 編集部/掲載内容有効期限:2023年3月17日

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