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Windowsのバッチファイル中で日付をファイル名に使用するTech TIPS(2/2 ページ)

バッチファイルの中で日付や時間をベースにしたファイル名を利用したい場合がある。このような用途では、%date%や%time%変数を利用して、ファイル名を合成すればよい。ただし、ファイル名に使えない文字は取り除きつつ、日付と時刻の情報を抜き出すテクニックが必要になる。

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実例――バックアップした日がすぐ分かるようにフォルダをバックアップする

 ここまで説明した手法を利用して、robocopyコマンドで過去のバックアップを残しつつ、特定のフォルダをバックアップする例を説明しよう。robocopy自体については、Tech TIPS「Windowsの『robocopy』コマンドでフォルダをバックアップ/同期させる」を参照していただきたい。

 バックアップの保存先としては、このバッチファイルを起動したドライブの「\Backup」というフォルダの直下に、バックアップした日付を含む名前のサブフォルダを作成して利用する。これにより過去のバックアップは上書きされずに別々のサブフォルダに保存されていく。

 また、このサブフォルダをどこか別のシステムへコピーして保存することを考え、サブフォルダ名にはサーバ名も含めるようにしている。例えばファイル名の最後に「-%COMPUTERNAME%」などを付けてコンピュータ名を付加する。これにより、どのシステムでいつバックアップしたかがすぐに分かるようになる。

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