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IT業界人向け英語ポッドキャスティング、東大とベネッセが開始第1回は「英語で電話がかかってきた!」

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 東京大学大学院 情報学環 ベネッセ先端教育技術学講座と、ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク、ベネッセ教育研究開発センターは1月31日、IT業界のビジネスパーソンを対象にした無償の英語ポッドキャスティング番組「英語deキャリアアップ」を開始したと発表した。IT業界の実際にビジネスシーンを再現した英語ドラマを毎週1回、4月下旬まで配信する。

 英語deキャリアアップはコーパス分析技術を使って英語テキストを分析し、抽出した頻出表現、語句を盛り込み、「仕事ですぐに使える英語」の習得を目指す。配信するポッドキャストコンテンツは1回10〜20分程度。英語が必要になるIT業界のビジネスシーンをドラマで再現し、学習者が実際の利用をイメージしやすいようにしてある。

 30日に配信を始めた第1回は「英語の電話がかかってきた!」のタイトルで、システム開発を営む「SIコーポレーション」に、米国のSORA社からWebサイト構築のコンペティションに参加しないかという英語の電話がかかってくる内容。英語力に不安を持つ中堅のシステムエンジニア、秋山が奮闘する。ちなみに秋山は、「先輩たちのようにプロマネの道に進むか、SEとしてもっと技術を磨いていくか……。人生の岐路に立つ今日この頃」という設定だ。

 ポッドキャストでは、ドラマの登場人物が重要表現を練習するコーナーや、コミュニケーションのポイントをまとめたコーナーもある。各番組の最後にはリスニング能力のチェックのためのクイズが出題され、Webサイトで回答すると抽選でiTunesカードが当たる。

 英語deキャリアアップの無料配信は、研究成果を社会に還元すると同時に、今後の事業化の可能性を検証することが目的という。


英語deキャリアアップ

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