3分 − どこで話す?
一口に「スピーカーになる」といっても、いきなり大規模なイベントで長時間話すのは難しいでしょう。
最近のIT系のイベントでは、「ライトニングトークス(LT)」と呼ばれる、5分間のショートスピーチが行われることが多くなっています。もともと「セミナー講師の経験がない人でも、5分なら話せるだろう」という考えから始まったのがLTです。飲みながらLT、というスタイルのイベントすらあるくらいなので、気軽に挑戦してみるのに最適です。
また、「1000人スピーカ プロジェクト」という企画もあります。その企画趣旨は次の引用のとおりで、本記事の趣旨にも合致しています。
1000人スピーカ プロジェクトは、発表経験の少ない人に「自分の技術をさらけだす場」を提供することを目的としたプロジェクトです。
今後も随時開催されていくと思われるので、案内ページをチェックするとよいのではないでしょうか。
ほかにも、例えば「IT勉強会カレンダー」を見れば、各地で大小さまざまな勉強会が行われているのが分かります。興味を持ったものに何回か参加してみて、自分に合いそうだと感じたら、主催者に発表を申し出るといいでしょう。小規模な勉強会であれば発表者を探していることが多いため、歓迎される可能性が高いです。一度参加した後であれば、その勉強会の場にもなじんでいて、緊張を強いられることが少ないでしょう。
最終手段として、自分で勉強会を主催するという手もあります。発表の場を自分で用意してしまうわけです。勉強会のオーガナイズに関しては、よしおかひろたかさんが連載「初めての勉強会」でノウハウを紹介していく予定です。
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5分で絶対に分かるテクニカルトーク
3分 − どこで話す?
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