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HTMLの表現力が辿ったここまでの道のりを知っておこうデザイナーのためのWeb学習帳(2)(2/4 ページ)

Webでコンテンツを表現する決まりである共通言語のHTML。世界共通語であるHTMLがここまできた道のりを知っておこう。

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XHTMLって書かれてるヘッダもあるよ

 Webページの冒頭の記述はHTMLだけでなく、「XHTML」というマークアップ言語でも書かれています。

 例えば日本IBMのページを見てみると、

画面4 IBMトップページのソースを表示させてみた
画面4 IBMトップページのソースを表示させてみた
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">

 と書かれています。XHTMLとは何でしょうか? XHTMLがいまのように利用されるようになるまで、HTMLとXML(参照:いまさら聞けないリッチクライアント技術(1)いまさら聞けないWeb2.0時代のXML入門)はの互換性は、一部欠けた状態でした。そこで、HTMLをXMLベースで再度定義し直したのが、XHTMLです。

画面4 マークアップ言語/XML史
画面4 マークアップ言語/XML史

 XHTMLはHTML 4.01を基にしており、Webブラウザでも閲覧できます。しかもXML文章なので、ほかのXML文章を簡単に取り込むこともでき、拡張性・柔軟性が高い言語です。またHTMLと違って、文章のルールがより厳格なのも特徴です。

XHTMLのバージョンについて
2000年1月にXHTML 1.0がW3Cから勧告、翌年2001年5月にXHTML 1.1が勧告され、現在XHTML 2.0に向けて仕様が検討されています。


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