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HTMLの表現力が辿ったここまでの道のりを知っておこうデザイナーのためのWeb学習帳(2)(3/4 ページ)

Webでコンテンツを表現する決まりである共通言語のHTML。世界共通語であるHTMLがここまできた道のりを知っておこう。

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“Web標準”というWebの共通語

 現在のWeb制作を語るうえで外せないのが、「Web標準」です。「Web標準」とは、Web標準化団体の「W3C」が勧告する技術やルールに沿って、Webページを作成しようといった動きです。

 「Web標準」は、どのブラウザでもコンテンツがキチンと正しく表示されることを目指し、現在では、Web制作における、構造を示す言語のHTML、デザインのCSS、動的な部分のJavaScriptやFLASHの表現方法を指すのが一般的です。

 なぜ「Web標準」という言葉が注目を浴びたのか見てみましょう。

 1995〜1997年にかけてのインターネットの世界では、マイクロソフトの「Internet Explorer」とネットスケープの「Netscape Navigator」の2つのブラウザが激しいシェア獲得競争を行っていました。

 この2社は熾烈な争いの過程で、独自にブラウザ機能を拡張していきました。その結果、「Internet Explorer」では閲覧できるけど、「Netscape Navigator」ではきちんと見られない。もしくはその逆の現象も起こり、Web制作者は「Netscape Navigator」でも「Internet Explorer」でも同じように見えるように骨を折りました。

 その結果、Web関連の団体である「WaSP」(Web Standards Project)の働き掛け、障害者や高齢者がスムーズにWebを利用できるようにするための「Webアクセシビリティ」(Webの利用しやすさ)の観点から、「Web標準」の重要性が認知され始めました。

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