5分で絶対に分かる、「Webマーケティング」とは:デザイナーのためのWeb学習帳(8)(2/6 ページ)
その概要や、「Webマーケター」の役割、Webマーケティングを行う際の流れ、歴史、ツール、PCとケータイの違いなどを5分で解説
【1分】「Webマーケター」って何をする人?
「Webマーケター」とは、マーケティングの最適化や費用対効果を算出するだけではなく、それぞれのマーケティングの方法にあったWebページの構成やランディングページの構成ができ、その結果がどのようになったのかを分析できる人です。
Webマーケターは、マーケティング手法の知識や情報だけではなく、サイト全体のことやランディングページの作り、最近のWebページについても知っておく必要があります。マーケティングを実施すれば、すぐに結果として現れます。その結果からどのようなことが導き出されるか、どこを改善すれば、目標に到達できるのかということを明確に分かる必要があるからです。
では、このWebマーケターは、なぜ必要なのでしょうか? マーケティングを専門で行う人だけいればいいのではと思いがちですが、なぜ“Webの”マーケターが必要なのでしょうか?
マーケターとWebマーケターの違いはユーザーの目線に立てるかどうかです。効率的に見込み客となるユーザーを集客するのは、マーケターでもWebマーケターでも可能です。インターネットが日本で使われ始めたころは、集客するだけ注目されるだけで、反響が出ていたと思いますが、最近はそうではありません。
Webサイトに集客した後、どこにユーザーをつなげたいのか、または、ユーザーにどのようなアクションをしてほしいのか、ということまで考えてマーケティングをしていかなければ、結果が出せないようになってきています。そのためには、集客することも重要ですが、ユーザーの目線にたってWebサイトを見つめる目も必要です。それができるのが、Webマーケターです。
いまの時代は、このようなユーザー目線でWebサイトを構成したり、ランディングページを作成したりしないと結果に結び付かないため、Webマーケターが必要なのです。
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