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Internet2とマイクロソフトがピアリング、ビッグデータ研究を支援:AzureやOffice 365 Educationに高速アクセスを提供
Internet2は米Microsoftとピアリング提携を結び、全米および各国の加盟学術機関に高速かつセキュアなネットワーク接続を提供すると発表した。
米国の学術研究用の超高速ネットワークInternet2は、米Microsoftとピアリング提携を結び、全米および各国の加盟学術機関に高速かつセキュアなネットワーク接続を提供すると発表した。
提携に基づき、Microsoftの高性能コンピューティングクラスタやコラボレーションツール、災害復旧サービスを通じて、ビッグデータを使った研究プロジェクトや仮想学習環境をサポートするインフラおよびアプリケーションサービスへのアクセス向上を図る。
具体的には、MicrosoftのデータセンターとInternet2ネットワークのピアリングによって、加盟学術機関がMicrosoftの「Windows Azure」および「Microsoft Office 365 Education」に高速アクセスできるようにする。ビッグデータも公共のインターネットを介さずにWindows Azureに転送できるようになるという。
Internet2は、先端のサービスやクラウドアプリケーション利用をサポートする目的で、米国初の100Gbpsネットワークを構築する作業を完了している。
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