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ガチで5分で分かるITS/BTS&使えるツール6選(3/7 ページ)

課題管理/バグ管理とは、チケット駆動開発とは、概要やチケットの処理フロー、重要性、導入と運用の仕方、バージョン管理や継続的インテグレーションとの連携も含めて5分で解説します。おまけで使えるITS/BTSも6つ紹介。

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2分―― ITS/BTSにおけるチケットの処理フロー

 ITS/BTSは実際に、どのように使われるのでしょうか。バグの発見から対応完了までの流れを例に見ていきましょう。例に登場する人物は以下の3人です。

  • 検証担当者
    アプリケーションの検証を行い、バグを発見した際にチケットを作成します。また、修正結果に対しての再検証を行う
  • 修正担当者
    バグの詳細が記述されたチケットを受け、アプリケーションの修正を行う
  • 管理者
    担当者のアサイン、検証結果の承認を行う

 それぞれ異なる役割の担当者が、作業・確認をしてタスクを進めているのが分かると思います。

【1】チケット作成[→ 新規]

 検証担当者はバグを発見すると、バグの詳細を記述したチケットを新規に作成します。作成の際に担当者を管理者にすることで、バグが発見された通知が管理者に送られます。

【2】担当アサイン[新規 → 進行中]

 管理者はチケットに記述されたバグ情報を確認し、修正担当者をアサインします。

【3】仕様通り/誤認[新規 → 却下]

 チケットに記述されたバグ情報を確認し、そもそも仕様通りの場合や検証担当者の誤認だった場合は対応不要のため、理由を記述したうえでチケットのステータスを"却下"に変更し、終了します。

【4】修正完了[進行中 → 対応完了][検証NG → 対応完了]

 修正担当者はバグの修正対応を行い、その対応の詳細をチケットに記述します。再度検証を行うため、担当者をテスト担当者に変更します。

【5】検証開始[対応完了 → 検証中]

 対応完了になっているチケットから、検証を開始するチケットを選択し「検証中」に変更します。

【6】差し戻し[検証中 → 検証NG]

 バグの修正対応が不十分であった場合、「検証NG」として差し戻しを行います。

【7】検証完了[検証中 → 検証OK]

 バグの修正対応に問題がないと確認できた場合「検証OK」とし、管理者に最終承認を行ってもらいます。

【8】検証不備[検証OK → 検証中]

 検証結果を確認し、検証内容に不備があった場合や、追加で検証を行ってほしい項目などがあれば、 検証担当者に追加の検証を行ってもらいます。

【9】承認[検証OK → 終了]

 検証結果に問題がなければ承認とし、チケットのステータスを「終了」にします。

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