検索
連載

ProcessingやJavaScriptでLeap Motionを動かすPC制御UIの最先端Leapアプリ開発入門(2)(1/3 ページ)

画面タッチやマウスなどのように“触れる”ことなく空中ジェスチャでPC操作が可能な新しいデバイスLeap Motionを使い、これまでにないアプリを開発しましょう。今回は、Leapアプリのさまざまな対応環境を紹介し、ProcessingやJavaScriptでLeapを動かすアプリの開発環境を構築して、サンプルアアプリのコードを解説します。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 前回の「空中ジェスチャ操作デバイスLeap Motionとは」では、Leap Motion(以下、Leap)の入手方法や操作方法、デバイスの概要を紹介しました。続いて今回は、Leapアプリの開発の仕方を紹介します。

Leapアプリの開発言語とプラットフォーム

 Leapアプリの開発者向け公式ページには以下の言語に対応しているとあります。

  • C#+Unity
  • C++
  • Java
  • JavaScript
  • Python

 また、OSはWindows/(Mac )OS X/Linuxに対応していると書かれています。


Leapアプリの開発者向け公式ページ

ProcessingやRuby、openFrameworks、Windowsストアアプリでも

 対応言語やOSを見ると、多くの開発者が利用したことのあるものばかりでしょう。さらに公式で対応しているものの他に、「leapjquery」「leapjs」「LeapMotionP5」など、ProcessingやJavaScriptでLeapを動かすライブラリも多数あります。

 他にもRubyやopenFrameworks、WPFやWindowsストアアプリなどなど、有志たちがさまざまなプラットフォームで開発を行っています。


WindowsストアアプリでLeapを利用するサンプル

RubyでLeapを利用するgems


openFrameworksでLeapを利用するアドオン

 今回は、ProcessingとJavaScriptを中心にライブラリ、サンプルを使って、手っ取り早くLeapを利用する方法を紹介します。

Processing+Leapアプリ開発の環境構築

 筆者が初めに試してみた環境が「Processing(プロセッシング)」でした。結果としては、今回試した中で最も簡単にLeapを扱えるのではないでしょうか。

 ProcessingはJavaベースで開発されたアートとビジュアルデザインに特化したプログラミング言語です。また、Processingには教育用プログラミング言語という側面もあり、とても簡単に動くものが作れることも特徴の1つです。


Processingのサイト

 まずはProcessingの開発環境を整えてみましょう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る