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MS Visual Studio部門、“Compiler as a Service”の「Roslyn」を業務に導入大小6万以上のプロジェクトをコンパイルし、評価の上で

米マイクロソフトのVisual Studio部門では、VB、C#コンパイラの代替として開発を進めてきた「Roslyn」(コードネーム)を日常業務に使うようになったという。

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 米マイクロソフトは2013年12月16日、VB、C#コンパイラの代替として開発を進めてきた「Roslyn」(コードネーム)について、同社のVisual Studio部門で全員が日常業務に使うようになったと発表した。

 “Compiler as a Service”として開発が進められているRoslynは、同社ブログによると、オープンなモデルを採用したコンパイラで、リッチなIDEを実現し、ダイアグノスティックスの開発に掛かる労力やコストを大幅に削減できる。Visual Studio部門では現在、VS自体のビルドもRoslynを使ってコンパイルしているという。

 部門への導入に当たっては慎重を期し、Microsoftの主力製品や内外の製品を含む大小6万以上のプロジェクトをコンパイルして評価を実施。見つかったバグを修正した上で、10月末に部門全体でRoslynに切り替えた。

 入念な準備のおかげで大きな問題は起きていないとブログでは報告し、新しいコードを完成させるためにまだ多少の調整は必要だが、Roslynは日常業務で非常に使いやすい段階に達したと伝えている。

 Roslynのリリース時期については、2012年9月のプレビューに続き、「現在は通常のプレビュー再開についての詳細に積極的に取り組んでいる」との説明にとどめた。

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