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VMware Virtual SAN提供開始:進むSoftware-Defined Data Cener構想
ヴイエムウェアのSoftwar-Defined Storage(SDS)がついに正式提供へ。
ヴイエムウェアは2014年3月13日、VMware Virtual SANの提供を開始した。同製品は2013年11月にβ公開されていたものの正式版。
VMware Virtual SANは「統合ストレージ」として位置付けられ、同社のSoftware-Defined Data Cener構想(関連記事参照)の、ストレージリソース部分(「Software-Defined Storage(SDS)」)を担う製品である。
物理環境のハードディスクドライブとフラッシュをリソースプールとして抽象化し、共有データストアを形成するためのもの。フラッシュをキャッシュとして利用することで応答性能を高めている。
VMware Virtual SANのコア、vRAM、VM数の制限のない1プロセッサ当たりの市場想定価格は31万2000円〜。期間限定での割引も実施するとしている。
同社による検証値でのI/O性能は次の通り。検証には、ストレージストレステストツール「IOmeter」を利用している。
- 32ノードクラスタで最大200万IOPS(読み取り)
- 32ノードクラスタで最大64万IOPS(読み取り/書き出し、4Kサイズ、読み取り70%/書き出し30%、80%ランダムでの値)
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