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グーグルがクラウドサービスを大幅値下げ、AWS対抗鮮明に「使えば使うほど値引き」の仕組みも

米グーグルは2014年3月25日に開催したイベント「Google Cloud Platform Live」において、クラウドサービスの料金を30〜85%と大幅に値下げすることを発表した。

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 米グーグルは2014年3月25日に開催したイベント「Google Cloud Platform Live」で、クラウドサービスの大幅値下げや料金体系の簡略化を発表した。併せてクラウドベースの「DevOps」ツール、App Engine向けの「Managed Virtual Machines(VM)」、「Google BigQuery」によるリアルタイムビッグデータ分析など多数の発表を行っている。

 料金については「業界を主導する料金体系の簡略化」の方針を打ち出し、クラウドコンピューティングの料金はこれまでムーアの法則に追いついてこなかったと指摘した。過去5年でハードウェアは年間20〜30%値下がりしたのに対し、パブリッククラウドの料金は8%の値下げにとどまっているという。

 そこで同社は、「ムーアの法則に追いつくために30〜85%の値下げを実施する」と表明。具体的には「Compute Engine」が32%の値下げ、「App Engine」は料金体系を簡略化してデータベースとフロントエンドコンピュートインスタンスを大幅値下げ、「Cloud Storage」はGバイト当たり一律2.6セントの新料金(大部分の顧客について約68%の値下げ)、「Google BigQuery」のオンデマンド料金は85%の値下げに踏み切った。

 さらに、使えば使うほど値引き率が大きくなる仕組みも取り入れた。仮想マシンを月間の25%以上利用すると自動的に値引きが始まり、100%になるとさらに30%値引きする。当初の定価と比べたトータルの値引き率は53%になるとしている。

 グーグルはこうした新料金について「業界一の低料金で最高のパフォーマンス。前金なし、囲い込みなし、将来の利用を予測する必要もなし」とうたい、Amazon Web Services(AWS)への対抗姿勢を鮮明にしている。

 この他にもクラウドにおけるデベロッパーの生産性を高めるための各種新機能を発表。Managed VMではApp EngineでVMを自動的に管理できるようになった。

 また、Compute Engineは限定プレビューで「Windows Server 2008 R2」を新たにサポート。「Red Hat Enterprise Linux」と「SUSE Linux Enterprise Server」には正式対応した。

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