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もし56日かかったDB構築を3時間に短縮できたら? IT部門もユーザーもハッピーになるセルフサービス化DBaaSも見据えたOracle Exadataによるデータベース統合(2/4 ページ)

「Oracle Exadata」とシステム管理ツール「Oracle Enterprise Manager」「Oracle Database 12c」の組み合わせは、データベース統合環境の進化形である「DBaaS」の構築基盤として最適な能力を備えている。サーバー仮想化よりも効率的なデータベース仮想化を実現し、セルフサービス化によってユーザー部門の利便性を高めつつ、IT部門の運用管理負担を減らすことができるのだ。[プライベート・クラウド/データベース統合][運用管理効率化][Engineered System][Oracle Enterprise Manager]

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暗号化でセキュリティも万全。個々のデータベースのチューニングも不要な圧倒的パフォーマンス

 高い性能を生かしつつ、セキュリティを高められることも大きなポイントである。

 データベースに格納された情報を保護するための方法としては、まずデータの暗号化が考えられる。ただし、暗号化処理には相応のマシンパワーが必要であり、従来は「パフォーマンスとセキュリティのトレードオフにより、暗号化を諦めることもあった」(岩崎氏)。しかし、Oracle Exadataであれば、暗号化処理を行ってもパフォーマンスはほとんど低下しないため、性能面のペナルティを気にせず暗号化が行える。

 実際のベンチマーク結果からも、Oracle Exadataの圧倒的なパフォーマンスは明らかである。独自機能をまったく使わないOracle Exadataを高速なx86サーバーに見立て、独自機能を有効にしたOracle Exadataとデータベースの集約率を比較した結果は下図のようになる。

 それぞれのハードウェアで飽和するまでデータベースを増やし続けたところ、独自機能を無効にしたOracle Exadataは40データベースで飽和している。これに対して、独自機能を有効にしたOracle Exadataは、4倍となる160データベースを集約することができた。

 また、同様の環境で複数ワークロードを混在させた場合の処理時間を計測したところ、独自機能を有効にしたOracle Exadataは(無効にした場合の)2倍のデータベースを統合したうえで、6倍のトランザクションを処理し、レスポンスタイムは15倍も高速だった。

 これらの結果も踏まえ、岩崎氏は次のように語る。

 「さまざまなデータベースを集約するDBaaSを効率的に運用することを考えたとき、個々のデータベースのチューニングに手間を掛けている余裕はないでしょう。圧倒的なパフォーマンスを備えるOracle Exadataなら、それぞれのデータベースを細かくチューニングしなくても十分なパフォーマンスが得られます。限界まで性能を追求してきたOracle Exadataが目指す方向性は、DBaaSにおいても大きな恩恵をもたらすのです」(岩崎氏)


提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2014年7月15日

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