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開発者が知っておきたいiOS 8の新機能&Xcode 6のインストールと基本的な使い方iPhone 6/6 Plusアプリ開発入門(1)(4/4 ページ)

iPhone 6/6 PlusアプリをSwift言語で作成してみたいという初心者向けにiOS 8の新機能を使ったアプリの作り方を一から解説する入門連載。初回は開発環境を整えて「Hello World!」

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画面に「Hello World!」を表示してみよう

 いよいよiOSアプリ開発の第1歩を踏み出す時が来ました。真っ白な画面にお決まりの「Hello World!」を表示してみましょう。

 Xcodeの[ワークスペースウィンドウ]に戻り、画面左側にある[ViewController.swift]を選択しましょう。


図23 画面左側のファイル一覧の中のViewController.swift

 [ViewController.swift]を選択すると、[ワークスペースウィンドウ]の中央に[ViewController.swift]の内容が表示されます。


図24 画面中央に表示されたViewController.swift

 Swiftという言語を使用して、画面に「Hello World!」と書かれたラベルを追加します。「// ここから」と書かれた9行目から、「// ここまでを追加」と書かれた15行目までを、以下のように追加してください。

import UIKit
 
class ViewController: UIViewController {
 
    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
        // Do any additional setup after loading the view, typically from a nib.
 
        // ここから
        var label: UILabel = UILabel(frame: CGRectZero)
        label.text = "Hello World!"
        label.sizeToFit()
        label.center = self.view.center
        self.view.addSubview(label)
        // ここまでを追加
    }
 
    override func didReceiveMemoryWarning() {
        super.didReceiveMemoryWarning()
        // Dispose of any resources that can be recreated.
    }
}

 コード追加後のViewController.swiftは以下のようになります。


図25 コード追加後のViewController.swift

 ソースコードを変更したら、画面左上の[Run]ボタンをクリックします。先ほど実行していたアプリを停止するかどうか聞かれるので、[Stop]ボタンをクリックします。


図26 確認画面

 iOS Simulatorが起動します。先ほどまで真っ白だった画面に「Hello World!」が表示されているかと思います。


図27 iOS Simulator(コード追加後、iPhone 6、表示倍率50%)

次回からは、具体的なアプリの作成

 本記事では、iOSアプリ開発を始めるための環境構築について説明しました。Xcodeを使えば、iOSアプリのプログラミングから動作の確認までを簡単に行えます。

 次回からは、今回紹介できなかったXcodeの機能を紹介しつつ、具体的なアプリの作成を進めていきます。

著者プロフィール

平屋真吾

クラスメソッド株式会社 iPhoneアプリサービス事業部所属のプログラマーです。iOSアプリの開発がメインですが、デザインやAWSなども勉強中です。

ブログ:http://dev.classmethod.jp/author/hiraya-shingo/


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