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マイクロソフトが「R Tools for Visual Studio」のプレビュー版を公開。Eclipse Foundationにも参加へ開発者の要望に応える姿勢もアピール

マイクロソフトは、オープンソースの統計解析言語「R」を「Visual Studio」で利用可能にするための無料プラグインを発表、プレビューを公開した。

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 米マイクロソフトは2016年3月9日(米国時間)、統計解析向けのプログラミング言語「R」を同社の統合開発環境「Visual Studio」で利用可能にするためのオープンソースの無料プラグイン「R Tools for Visual Studio(RTVS)」を公式ブログで発表した。

 RTVSは同日より、評価およびテスト用にパブリックプレビューが公開されている。RTVSプレビューは「Visual Studio 2015 Update 1」にのみインストールでき、Visual Studio 2015のCommunity(無料)、Professional、Enterpriseの各エディションに対応している。R Tools for Visual Studioのインストールドキュメントも公開されている


R Tools for Visual Studioの画面イメージ(出典:米マイクロソフト)

 RTVSプレビューはR versions 3.2.1、3.2.2、3.2.3の64ビット版にのみ対応し、「CRAN」だけでなく「Microsoft R」も選択できる。

 RTVSは、Rスクリプトおよび関数に対応したエディタと、Visual Studioから直接Rコンソールを操作できる「R Interractive Window」、エディタとR Interractive Windowで使える「IntelliSense」、Rデータ構造のドリルインや値の検証が可能な「Variable Explorer」に加え、Rライブラリを使ってデータをグラフ化してVisual Studioツールウィンドウに表示できる「プロット」などの機能を搭載する。


R SDKと組み合わせてAzure MLのデータセットにアクセスすることもできる

 現在のバージョンはまだ0.2と若いが、マイクロソフトはPackage Manager GUIなど、R開発者コミュニティーからリクエストがある他の機能も今後のアップデートで追加していく方針だという。

 マイクロソフトはVisual Studioでのオープンソース言語のサポートを進めており、これまでに「Python Tools for Visual Studio」「Node.js Tools for Visual Studio」もリリースしている。R言語に関しては、Microsoft R Openを2015年に発表し、2016年1月にビッグデータ解析プラットフォーム「Microsoft R Server」を公開している。

 また、マイクロソフトは同日、オープンソースの統合開発環境「Eclipse」プロジェクトを進める非営利団体「Eclipse Foundation」にソリューションメンバーとして参加したことも発表した。


Eclipse Foundationへの参加を表明する公式ブログ

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