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温度センサーを使い、「温度が一定以上になると“自動で動く”UWPアプリ」を作るラズパイ3&Toradex、Windows 10 IoT Coreで楽しみながら検証するIoT実践入門(5)(4/4 ページ)

ITエンジニアに向け、「ビジネスに貢献するIoT活用」の第一歩を踏み出す「ひらめき」を得てもらうための本連載。今回は、IoTハードウェアと温度センサーを使い、温度に応じてUWPアプリを制御するシステムを作ってみよう。

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IoTデバイスに配置し、動作チェックを行う

 作成したUWPアプリを、Raspberry Pi 3とToradexに配置して動作させてみた様子は以下の通りだ。温度が25度以上になるとガイコツが踊る様子を見てほしい。

Raspberry Pi 3へ配置した温度センサー連動アプリの様子
Toradexへ配置した温度センサー連動アプリの様子

 Raspberry Pi 3では、残念ながら動きがカクカクだが、Toradexならばスムーズだ。こちらはこれまで検証した傾向と同じである。

まとめ

 今回は、温度センサー、Unity 5.3のプロジェクトとUWPアプリを組み合わせた工作例を紹介した。温度センサーで得た温度情報と連動した「サーバルームの室温調整自動化」の他に、「執務室の室温が上がったら自動でエアコンの設定温度を下げて、さらにイライラを抑えるためにリラックス音楽を流す」などといった応用もできそうだ。

参考書籍

筆者紹介

薬師寺 国安(やくしじ くにやす) / 薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。


Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)

Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)

Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)

Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development(Oct 2014-Sep 2015)


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