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Unity 5.3のキャラクター操作と連動し、「触れたら光る“Lチカ”システム」を作るラズパイ3&Toradex、Windows 10 IoT Coreで楽しみながら検証するIoT実践入門(6)(4/4 ページ)

ITエンジニアに向け、「ビジネスに貢献するIoT活用」の第一歩を踏み出す「ひらめき」を得てもらうための本連載。今回は、Unity 5.3のキャラクター操作と連動した“Lチカ”アプリを作ってみよう。

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IoTハードウェアに配置し、動作チェックを行う

 作成したUWPアプリを、Raspberry Pi 3とToradexに配置して動作させてみた様子は以下の通りだ。画面内のキャラクターが立方体に触れ、転がしている間のみ、ディスプレイの下部のLEDが点滅する様子を見ていただきたい。

動画2 Toradexへ配置したLチカアプリ
動画3 Raspberry Pi 3へ配置したLチカアプリ

 Tegra 3を搭載するToradexではなかなかスムーズに動作する。一方の、Raspberry Pi 3は、どうにも反応が悪い。今回のような3D描画性能を要するプロジェクトとなると、残念ながらパフォーマンスが足りないようだ。

まとめ

 今回のLチカアプリは、他のセンサーを組み合わせて、サーバルームやサーバラックのドア開閉を検知するといった応用ができるだろう。この他に、スマートグラスと仮想現実アプリ、位置情報を組み合わせた、現場の「正しく、正確な作業」を支援する遠隔作業支援システムなどにも活用できそうだ。

参考書籍

筆者紹介

薬師寺 国安(やくしじ くにやす) / 薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basicプログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット「PROJECT KySS」を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySSの活動に本格的に参加。.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindowsストアアプリを多数公開中。


Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)

Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)

Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)

Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development(Oct 2014-Sep 2015)


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