連載
Gitコミット現場あるある――やり直し、取り消し、変更したいときに使えるコマンドまとめ:こっそり始めるGit/GitHub超入門(5)(1/2 ページ)
本連載では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの一つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。今回は、コミットメッセージを間違えたり、追加すべきファイルをコミットに入れ忘れたりした場合の対処方法やファイルの変更の取り消し方法を説明。
開発現場ではコミットを間違えることもある
本連載「こっそり始めるGit/GitHub超入門」では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの一つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。具体的な操作を交えながら解説していきますので、本連載を最後まで読み終える頃には、GitやGitHubの基本的な操作が身に付いた状態になっていると思います。
連載第5回目の本稿では「コミットのやり直し」と「ファイルの変更の取り消し」を扱います。コミットメッセージを間違えたり、追加すべきファイルをコミットに入れ忘れたりした場合、そのコミットをやり直すことができます。
まずは、コミットをやり直す方法を解説していきます。実際に作業を進めていきながら、作業をやり直す方法を解説していきます。
Gitリポジトリを作成しておく
任意のディレクトリに移動し、「コミットのやり直し」や「ファイルの変更の取り消し」を試すためのGitリポジトリを作成します。
今回は「ドキュメント」ディレクトリの中に「hello-git-5」ディレクトリを作成し、その中にGitリポジトリを作成しました。
$ cd /Users/hirayashingo/Documents/ $ mkdir hello-git-5 $ cd hello-git-5/ $ git init Initialized empty Git repository in /Users/hirayashingo/Documents/hello-git-5/.git/
コミットメッセージを修正する
まずは「コミットメッセージを修正する」方法を解説していきます。
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