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もうデータベースアップグレードは怖くない! 「Oracle RAT+Oracle Cloud」で簡単、省コストにテストする「12c」に向けた最大の関門も、この組み合わせで楽々突破!(4/6 ページ)

「12c R2」がリリースされ、自社のOracle Database環境のアップグレードを検討し始めた企業は多いだろう。その際、大きな課題となるのが「データベースのテスト」だ。これをOracle RATとOracle Cloudによって効率的かつ省コストに行う方法を、アシストの長内麻記氏が解説する。[パフォーマンス改善][パブリック・クラウド][パフォーマンス改善][Oracle Enterprise Manager][Oracle Cloud][Oracle Database 12c]

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テスト環境の準備やライセンスコストが負担? それならOracle Cloudと組み合わせて使おう

 Oracle RATの機能概要や利用イメージは以上の通りだが、テスト環境の準備やライセンスコストを負担に感じる企業もあるかもしれない。そこで長内氏が推奨するのが、Oracle RATとOracle Database Cloud Serviceと組み合わせて使う方法だ。

 「Oracle Database Cloud Serviceでは、オンプレミスと同じOracle Databaseが使えるため、これまでと同じスキル/方法でOracle Databaseを利用できます。また、PaaSとして提供されているため、テスト用のデータベース環境を数ステップですぐに作れます。しかも、時間単位の従量課金により、必要最小限のコストで利用できるのです」(長内氏)

Oracle Cloud×SPAについて

 Oracle Database Cloud Serviceには、使用するエディションやオプションに応じて複数のメニューが用意されているが、Oracle RATを使う場合は「Enterprise Edition - High Performance」を選択する。Oracle RATの他に、Oracle Multitenant、Oracle Advanced Securityをはじめとするデータベースオプションも利用できる。

Database as a Service(DBaaS)のエディション

「Oracle RAT」+「Oracle Cloud」によるテストの実際

 続いて、Oracle Cloud上でOracle RATを用いたテストを行う際の具体的な手順を紹介していこう。ここでは、次のようなケースを想定する。

オンプレミスの現行環境(本番環境)で利用しているOracle Database 11g R2を、ハードウェアリプレースに伴い12c R2にアップグレードするに当たり、実行計画の変化や非互換なSQLの有無などを事前に調べ、移行作業時のテスト工数を見積もるためにOracle RATとOracle Cloud(Oracle Database Cloud Service)を使ってテストを行う。


 この場合のテスト作業は、次の6つの工程から成る。

  1. テスト環境の準備
  2. STSの作成
  3. STSのエクスポート/インポート
  4. 本番環境の性能情報の抽出
  5. テスト環境の性能情報の取得
  6. 比較結果のレポーティング/チューニング
Oracle RATとOracle Cloudによるテストの流れ

 次のページで、具体的な作業内容を紹介する。


提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月11日

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