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異世界では、プログラミングコードが「詠唱魔法」になるプログラミングの「腕」を試せる本格Webゲームが登場

プログラミングスキルを遊びながら学び、競える無償のWebゲーム「ロジックサマナー〜閃光の召喚プログラマ」が公開された。出題されるプログラミング問題を解くコードを記述することで、ゲームを進めていく。

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 ITエンジニア向け求職・学習サービス「paiza」を運営するギノは2017年5月16日、遊びながらプログラミング技術の習得度を試せるWebゲーム「ロジックサマナー〜閃光の召喚プログラマ」を無償公開した。

 ゲームは、自身が主人公の「召喚士」となり、「召喚獣」を呼び出して世界を争いから解放していくもの。召喚獣を呼び出すには幾つかのアイテムが必要で、各所で出題されるプログラミング問題を解いてそのアイテムを入手する。

 問題は例えば、「与えられた複数の数値の組の中から条件に合致する値を出力する処理」や、「n行n列の魔方陣を解く」など。ゲームが進むにつれて難易度も上がる。使用できるプログラミング言語は、Java、PHP、Ruby、Python 2、Python 3、C、C#、C++、VBなど24種類。使う言語を選ぶと、テンプレートコードが自動的に入力される。

 例えばPython 2を選ぶと、次の初期コードがテンプレートとして自動入力される。

# coding: utf-8
# 自分の得意な言語で
# Let's チャレンジ!!
input_lines = raw_input()
print "XXXXXX

 また、C++では次のようなコードが入力される。

#include <iostream>
using namespace std;
int main(void){
    // 自分の得意な言語で
    // Let's チャレンジ!!
    string str;
    getline(cin, str);
    cout << "XXXXXX" << endl;
    return 0;
}

 この初期コードに、例えば「与えられた複数の数値の組を得る」には、標準入力から取得した文字列を、指定されたデリミタによって複数の文字列に分割し、数値に変換する、などを処理するコードを追記していく。「ブラウザ上でプログラムを実行できる環境」が用意され、提出前のデバッグも可能。正しい結果が得られなかった場合には簡単なアドバイスも表示される。

photo 書くコードが詠唱魔法になる

 なお、召喚獣は獲得したアイテムの組み合わせで進化するなど、ゲームの内容にもプレイヤーを飽きさせない工夫が要所に取り入れられている。また、難易度の高い問題でプログラミングスキルを競うモードも用意され、世界のプログラマーと腕を競い合うこともできる。

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