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バーコード作成/モバイルデバイス対応もカンタン! さらに高度な機能まで、Forguncy 3の充実機能を見てみよう特集: Forguncy 3新機能解説(5/6 ページ)

Forguncyの「お手軽さ」を象徴するバーコード作成機能やモバイルシミュレーターと、バージョン3で変更された機能や、高度な機能をカンタンに利用するためのツールを紹介。

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ODataアクセス

 ODataはWebアプリが提供するAPIへのアクセス方法を標準化したプロトコルであり、これを利用することで、Forguncyサーバ上で動作しているアプリが提供するデータへ、Forguncyアプリ(クライアント)およびその他のアプリがアクセスできるようになる(現在はデータの取得のみが可能)。例えば、Forguncy 3のドキュメント「OData」ページにはForguncyアプリにログインし、ODataを使いデータを取得するコード例が紹介されている。なお、ODataを利用したデータの取得自体はForguncy 2から利用できていた。Forguncy 3ではデータ取得のためのクエリを含んだ「ODataパス」を組み立てるためのツールが提供されるようになっている。

 ODataを利用してデータを取得するには、サーバサイドAPIを利用する、Forguncy内部のWeb APIを利用する、URLを指定する、ODATA関数を利用するといった方法がある。ここでは、Forguncyアプリ(クライアント)からWeb APIをカスタムJavaScriptから利用してみよう。

前準備

 まずは以下に示す単純なテーブルを作成した(photosテーブル)。これは単に画像ファイルの名前だけを格納しているテーブルだ。

ファイル名のみを格納するphotosテーブル
ファイル名のみを格納するphotosテーブル

 また、ページには[next]ボタンを追加した。このボタンをクリックするたびに、ODataを利用して上のテーブルへの問い合わせを行って、次に表示する画像のファイル名(filename列)を取得する。また、その下には画像のIDとファイル名も表示するようにした(次の画像の問い合わせを行うのに、このIDを用いる)。IDとファイル名を表示するセルにはそれぞれimgid、filenameという名前を付けてある。

修正したページ
修正したページ

 テーブルへの問い合わせを行うコードはカスタムJavaScriptとして用意している(customjs.jsファイル)。[ページ設定]ペーンでこれを指定している。

カスタムJavaScriptとしてcustomjs.jsファイルを指定(赤枠内)
カスタムJavaScriptとしてcustomjs.jsファイルを指定(赤枠内)

 その大まかな内容を以下に示す。ここではCSSを利用して画像ファイルを設定(して、そのIDとファイル名を表示)するsetBackgroundImage関数と、次の画像を検索して表示するshowNextImage関数を作成している。

const imgid = Forguncy.Page.getCell('imgid');
const filename = Forguncy.Page.getCell('filename');

function setBackgroundImage(img) {
  // jQueryのcssメソッドを使用して画像ファイルを設定
  $('.myimage').css(
    …… 省略 ……
  );
  // Forguncy.getTableDataByODataを利用して画像ファイルの
  // IDを取得して、セルimgidに表示
  Forguncy.getTableDataByOData(
    …… 省略 ……
  );
}

function showNextImage() {
  const id = imgid.getValue() % 3 + 1; // 次に表示する画像のIDを計算
  // Forguncy.getTableDataByODataを利用して画像ファイルの
  // ファイル名を取得して、setBackgroundImage関数を呼び出す
  Forguncy.getTableDataByOData(
    …… 省略 ……
  );
}

カスタムJavaScriptで行う処理の概要

 ポイントとなるのは、2つのForguncy.getTableDataByODataメソッド呼び出しだ。このメソッドの構文は次のようになっている。

Forguncy.getTableDataByOData(
  ODataパス,
  呼び出し成功時のコールバック関数,
  呼び出し失敗時のコールバック関数
)

Forguncy.getTableDataByODataメソッドの構文

 ここで指定するODataパス(ODataパラメーター。ODataを使って指定したデータを取得するためのパス/パラメーター)の組み立てに利用するのが、Forguncy 3で追加された「OData生成ツール」である。次ページではこれを見てみよう。

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