連載
ユーザーの「無知」は罪なのか？：「訴えてやる！」の前に読む IT訴訟 徹底解説（53）（3/3 ページ）
不整合データを提供しておきながら、システムが動作しないとベンダーを訴えたユーザー企業。彼らに勝ち目はあるのか？――IT訴訟事例を例にとり、システム開発にまつわるトラブルの予防と対策法を解説する人気連載。今回は「ユーザーの協力義務違反」を考える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- あえて言いたい。「無知の知」は罪ではないが、「無知の不知」は罪であると。（エンジニアライフ）
ユーザーが資料をくれないのは、ベンダーの責任です
ユーザーが要件定義に必要な資料を提供しなかったため、システム開発が頓挫した。責任を取るべきはユーザー、ベンダー、どちらでしょう？
ベンダーはどこまでプロジェクト管理義務を負うべきか
プロジェクトを円滑に推進し完遂するために、ベンダーはどのような活動を行う義務があるのか。ある裁判の判決を例に取り、IT専門調停委員が解説する
2年超も仕様が確定しないのは、ベンダーの責任か？
システム設計書を提出しても、プロトタイプを作成しても、どうしても仕様を確定させてくれないユーザー。この契約、解除しても大丈夫？
本稼働1週間前ですが、要件を変更します！――プロジェクト管理義務の理想と限界
本番稼働直前に要件を変更する、必要な情報は提供しない。こんなユーザーをベンダーはどうコントロールすればよかったのか？――システム開発にまつわる訴訟を教本に、トラブルの予防と対策法を解説する人気連載。今回のテーマは「プロジェクト管理義務の限界」だ
ベンダーよ、シェルパの屍を越えていけ 〜 細川義洋×山本一郎「なぜ、システム開発は必ずモメるのか？」
リスペクトなきプロジェクトには死が待っている―― 山本一郎さん（やまもといちろう a.k.a.切込隊長）と、東京地方裁判所 民事調停委員 細川義洋さんによるDevelopers Summit 2014の最終セッションは、雪の寒さとは違う意味で会場を震え上がらせた