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IoTの実装手法は1つじゃない!――磁気スイッチを使ってポストの開閉をメールで通知身近な課題から学ぶ「IoT手法」(4/5 ページ)

「IoT」(Internet of Things)におけるデータ取得は、さまざまなハードウェアやセンサーを組み合わせることで実現できます。また、取得したデータを使い、価値に結び付けるための実装手法も1つではありません。本連載では、いろいろな手法を使って身近な課題を解決していきます。1回目は、「磁気スイッチを使ったポストの開閉検知」です。

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Gmailに開閉を通知

 次にIFTTTとNefry BTの機能を使って、Gmailに通知する仕組みを作ります。Gmailを利用していない場合は、同様の手順で通知先をOutlookやSMS(携帯電話)、Twitterなどに変更できます。

IFTTTにレシピを登録

 IFTTTにログインしてNew Appletのcreateページに移動し、「+this」をクリックします。

 フォームに「webhooks」と入力。検索して、選択します。

 利用できる機能が表示されるので、「Receive a web request」を選択します。

 任意のEvent Nameを設定します。後ほどNefry BT側に「Event」として設定するのでメモ(コピー)してください。大文字小文字、半角全角の区別があるので、注意しましょう。

 つづいて「+that」をクリックし、Gmail通知部分を作成します。

 「gmail」を検索し、選択します。

 初めて利用する場合はWebhooks同様、認証画面が出るので「Connect」をクリックします。

 メールを受け取りたいアカウントを選択し、許可します。

 「Send yourself an email(自分宛にメールを送る)」を選択します。

 自分宛に送りたいメールのSubject(タイトル)とBody(本文)を入力します。メールはHTML形式で記述できます。「Create action」で保存します。

 内容を確認して「Finish」で完了します。

連携用のKeyを取得

 IFTTTで作ったレシピとNefry BTをひも付けるため、IFTTT側でWebhooksの「Secret Key」(認証キー)を取得します。このSecret Keyは、公開しないように気を付けましょう。

 検索ページから再度「Webhooks」を探します。

 「Setting」をクリックします。初めて利用する際は認証画面が表示されるので、「Connect」をクリックして有効にします。

 「Account Info」のURL部分の、「https://maker.ifttt.com/use/」以降の文字をメモ(コピー)します。後ほどNefry BTに「SecretKey」として設定します。

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