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ゾウにはねられるまでがスマホ中毒ですIT用語解説系マンガ:食べ超(152)(4/4 ページ)

ゾウたちは、歩きスマホを見るとうれしくなって駆け寄ります。※皆さんご存じかとは思いますが、本作はフィクションです。

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わたし「社長がアレに!!」荒木さん「社長はいつだってアレでしょ?」わたし「そのアレもだけどアレなんです。スマホ中毒!」社長「中毒じゃないよー」わたし「めちゃテンプレ的な否認をなさっている」わたし「既に天井歩きスマホの症状が……」おばあちゃん「かなりの重症ね」おばあちゃん「ちょいとタフな治療が必要だわよ」わたし「脳手術ですか?」社長「治療なんて必要ないよ!!」おばあちゃん「聞いちゃダメよっ!ゾンビが喋ってると思いなさい」おばあちゃん「ゲームにハマるところからスマホ中毒になるケースが多いのよ」わたし「あっ何かやってる」荒木さん「ベンチャー経営ソシャゲ!?」わたし「現実のベンチャーを経営してください!!」おばあちゃん「ソシャゲ禁止は電気ショック治療で何とかなるけれど」わたし「なるんですか」おばあちゃん「問題は依存の方よ!」
おばあちゃん「スマホ中毒者からスマホを取り上げると不定形になっちゃうの」これはスマホ中毒者の脳がスマホを通じてほとんどクラウド化してるからなのよ おばあちゃん「治療のためには脳の各サービスをローカルサーバ(脳)に逆移行しないと」わたし「作業を想像したら全身がだるくなってきました」しかも各サービスがばらばら!探し出して解約するだけでものすごい労力 テスト環境がないので試しに動作させたら暴走したりして大変でした 社長「みんなありがとう……すっかり目が覚めたよ」社長「もう二度とスマホには触らない」わたし「触ってます触ってます」荒木さん「現代おそろしい……」わたし「あっ」そう!スマホ中毒は伝染るのです!手洗いうがいを忘れずに!

筆者プロフィール

倉田タカシ

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」(早川書房)、「うなぎばか」(早川書房)など

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集 ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/



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