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扉の傾きで検知――「加速度センサー」を使ったポスト投函の検知術身近な課題から学ぶ「IoT手法」(2)(3/4 ページ)

複数の実装手法があるIoT。今回は、身近な課題として、ポストの開閉検知を「加速度センサー」で実現する方法を紹介していきます。

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ポストが開いた時間を記録するスプレッドシートを用意

 次にIFTTTとM5Stackの機能を使って、スプレッドシートに記録する準備をします。

IFTTTにレシピを登録

 IFTTTにログインしてNew Appletのcreateページに移動し、「+this」をクリックします。

 フォームに「webhooks」と入力。検索して、選択します。

 利用できる機能が表示されるので、「Receive a web request」を選択します。

 任意のEvent Nameを設定します。

 続いて「+that」をクリックし、スプレッドシート部分を作成します。

 「google sheets」を検索し、選択します。

 初めて利用する場合はWebhooks同様、認証画面が出るので「Connect」をクリックします。次の画面では、使用したいGoogleアカウントを選択します。

 「Add row to spreadsheet」を選択します。

 「Spreadsheet name」に後ほど設定するスプレッドシートの名前(今回は「mailbox」)を、「Formatted row」に「Occurred at ||| open」を入力。「Create action」で保存します。

 内容を確認して「Finish」で完了します。

連携用のKeyを取得

 IFTTTで作ったレシピとM5Stackをひも付けるため、IFTTT側でWebhooksの「Secret Key」(認証キー)を取得します。このSecret Keyは、公開しないように気を付けましょう。

 検索ページから再度「Webhooks」を探します。

 「Setting」をクリックします。初めて利用する際は認証画面が表示されるので、「Connect」をクリックして有効にします。

 「Account Info」のURL部分の、「https://maker.ifttt.com/use/」以降の文字を、メモ(コピー)します。後ほどプログラムの「keycode」として使います。

スプレッドシートの準備

 記録用のスプレッドシートを作成します。Googleドライブにアクセスし、「Googleスプレッドシート」を開きます。

 スプレッドシートにタイトルを付けます。これは、上記の「Spreadsheet name」と同じ名前(mailbox)にします。

 以上で、スプレッドシートに記録する準備ができました。

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