ニュース
AI搭載ドライブレコーダーを活用し運転習慣や技術を可視化 ドコモが神戸市で実証実験開始:市バス運行をモニタリングする実験
神戸市とNTTドコモ、ドコモ・システムズは、「AI搭載通信型スマートドライブレコーダーを活用した市バスの運行モニタリング実証実験」を実施すると発表した。クラウドやドライブレコーダーなどを組み合わせた機能とデータ活用について検証する。
神戸市とNTTドコモ、ドコモ・システムズは2020年10月12日、「AI搭載通信型スマートドライブレコーダーを活用した市バスの運行モニタリング実証実験」を実施すると発表した。これは、神戸市が進める先進的な技術を活用して社会課題を解決する取り組み「Be Smart KOBE」の一環。クラウドを活用してバスの運行状況を即座に可視化することで、リアルタイムな運行管理を目指す。
リモートでの教育、研修などにも活用
バスやトラックなどの運送業は、運転手の高齢化と減少が課題になっている。そのため、安全な公共交通の提供に向けて、運転手の置かれている状況に応じた適切なサポートの必要性が高まっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- モノづくり企業、デンソーが作ったSRE課の役割、「目標はこの部署が不要になること」
結局、「SRE」とは何を意味するのだろうか。誰が何をどう、どこまでやることなのか。モノづくり企業、デンソーがデジタルトランスフォーメーションの過程で実践を通じてつかんだ意味とは。そしてなぜ、「将来、SREチームは不要になることが望ましい」のか。 - NVIDIAが自動運転で学習済みモデルを提供、「NVIDIA DRIVE AGX」の新製品も発表
NVIDIAは2019年12月18日、中国・蘇州で開催している「GPU Technology Conference(GTC China)」で、自動運転コンピューターの新製品、自動運転のための学習済みモデルおよび高度な学習を実現するツールの提供などを発表した。 - 第4回 手を動かして強化学習を体験してみよう(自動運転ロボットカーDeepRacer編)
強化学習が初めての人に最適な「AWS DeepRacerのコンソールとシミュレーション環境」を使って、ディープラーニングを体験してみよう。コンソール上で強化学習の各ハイパーパラメーターを設定してモデルに学習させ、さらに評価し、バーチャルレースにデプロイするまでの手順を解説する。