連載
【 Get-ADForest 】コマンドレット――Active Directoryフォレスト全体の情報を参照する:Windows PowerShell基本Tips(26)
本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Get-ADForest」コマンドレットを解説します。
本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、Active Directoryフォレストに関わる情報を参照する「Get-ADForest」コマンドレットです。
目次
Get-ADForestの概要 | 書式 | オプション
実行例
- Active Directoryフォレスト/ドメインの基本情報を参照する
- 特定のドメインが所属するフォレストの情報を参照する
- 操作マスターの役割を持つサーバを確認する
- 代替UPNサフィックスを追加する
Get-ADForestコマンドレットとは?
「Get-ADForest」は、PowerShellを利用してActive Directoryフォレスト全体の情報を参照するコマンドレットです。「Active Directoryドメインと信頼関係」管理ツールや、「Active Directoryサイトとサービス」管理ツールで参照するような内容を、PowerShellのコマンドレットでまとめて参照できます。
Get-ADForestコマンドレットの主なオプション
オプション | 意味 |
---|---|
-Identity | 接続先となるドメイン名を指定する。省略可能 |
-Server | 接続先となるサーバ名を指定する。省略可能 |
Active Directoryフォレスト/ドメインの基本情報を参照する
オプションを指定せずにGet-ADForestコマンドレットを実行することで、Active Directoryフォレストとドメインの基本情報を参照できます(画面1)。
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