連載
【 Disable-ADAccount 】コマンドレット――Active Directoryオブジェクトを無効にする:Windows PowerShell基本Tips(28)
本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Disable-ADAccount」コマンドレットを解説します。
本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、Active Directoryユーザーやコンピュータなどのオブジェクトを無効にする「Disable-ADAccount」コマンドレットです。
Disable-ADAccountコマンドレットとは?
「Disable-ADAccount」は、PowerShellを利用してActive Directoryユーザーやコンピュータなどのオブジェクトを無効にするコマンドレットです。休職/退職したユーザーや入社前のユーザーなど、一時的に利用不可とするユーザーをコマンドレットで簡単に無効化できます。
Disable-ADAccountの主なオプション
オプション | 意味 |
---|---|
-Identity | 無効にするアカウントを指定する。省略可能 |
一時的に利用しなくなったActive Directoryユーザーを無効にする
Disable-ADAccountコマンドレットは、「-Identity」オプションで指定したユーザーを無効にできます(画面1)。
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