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GitHubは開発者の生産性向上に、どの程度役立っているのか日本の開発者はどの程度GitHubを利用しているのか

ソフトウェア開発者の活動をまとめた年次レポート「The State of the Octoverse 2021」をGitHubが発表した。さまざまな統計情報が分かる他、レビュー人数がどの程度であれば最も生産性が上がるのかといった疑問にも答えを出している。

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 ソフトウェアの開発プラットフォームを提供するGitHubは2021年11月16日(米国時間)、ソフトウェア開発者の活動をまとめた年次レポート「The State of the Octoverse 2021」を発表した。

 今回のレポートでは開発者の活動の調査方法を拡充し、400万のリポジトリからのテレメトリーと4万人以上の開発者からの調査回答を組み合わせて分析し、仕事の習慣や生産性、キャリア全体の満足度などに関する傾向を明らかにしている。


国別に見た開発者コミュニティーの規模(カルトグラム) 米州では米国、メキシコ、カナダ、欧州ではロシア、英国、ドイツ、フランス、アジアでは中国、インド、日本が目立つ(出典:GitHub

 レポートは「コードの迅速な作成とリリース」「開発者を支援するドキュメントの作成」「持続可能なコミュニティーのサポート」という3つの柱で構成されている。

コードの迅速な作成とリリース

・自動化のメリット
 コードの作成やデプロイに自動化を利用しているチームや開発者の方が、そうでない開発者に比べて優位にある。オープンソース活動では27%、仕事では43%、パフォーマンスが高い。これらのグループは充足感も高い。

・CI/CDの威力
 GitHubのCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)サービス「GitHub Actions」を使った自動化により、マージされるプルリクエスト数が36%増加し、マージまでの時間が33%短縮され、チームはより効率的に作業できた。

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