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「ちょい抜けワーク」ができる会社で長く働きたい アドビがテレワークと理想の働き方に関する調査「資料のフィードバックはメールやチャットがいい」

アドビは、テレワークと理想の働き方に関する調査の結果を発表した。テレワーク中に私用で仕事を中断する「ちょい抜けワーク」の経験者は約8割。9割超の人が「ちょい抜けワーク」が可能な会社で長く働きたいと考えていた。

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 アドビは2022年4月25日、テレワークと理想の働き方に関する調査の結果を発表した。調査は、テレワークを週1回以上行っている20〜49歳の全国のビジネスパーソンが対象で、合計500人から有効回答を得た。

約8割が「ちょい抜けワーク」を経験

 自宅でテレワークをしていると、急な来訪者への対応や子どもの世話などで仕事を中断しなくてはならないことがある。調査結果によるとテレワーク中に「育児や家事を挟みつつ働くことを会社から認められている」と回答した人の割合は82.4%だった。これらの人のうち、実際に「ちょい抜けワーク」を経験している割合は77.7%だった。

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テレワーク中に家庭内での対応が必要になったことがあるかどうか(提供:アドビ

 「テレワーク中でも育児や家族の都合などを挟みつつ、細切れに働くことを認める」制度があれば、その会社でより長く働きたいと「とても思う」と回答した人の割合は48.4%、「どちらかというと思う」は43.4%だった。

業務資料のフィードバック方法の理想と現実

 テレワーク中の業務資料に対するチームの人からのフィードバック(確認、修正、承認)の方法を聞くと、「メールやチャットなど、データファイルとは別のツールで、文章でコメントする」と回答した人の割合が63.2%(複数回答、以下同)で最も高く、次いで「電話やWeb会議で、口頭でコメントする」(52.4%)だった。

 これに対して、業務資料のフィードバックで最も効率的だと思う方法について聞くと、トップは現状と同じく「メールやチャットなど、データファイルとは別のツールで、文章でコメントする」(24.1%)だったが、2位は「データファイルをクラウドで共有して、複数人が同じファイルにコメントを入れたり編集したりする」(21.8%)だった。この方法を実際に利用している人の割合は23.8%で5位であり、現状と効率的だと思う方法が乖離(かいり)する結果となった。

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業務資料のフィードバック方法の理想と現実(提供:アドビ

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