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GitLab、プレミアムプランを月29ドルに値上げ 機能追加は?1カ月当たり10ドルの値上げ

GitLabは、GitLab Premiumの定価を1ユーザー当たり月額19ドルから29ドルに値上げすることを発表した。新しい価格は2023年4月3日から適用される。

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 GitLabは2023年3月2日(米国時間)、GitLab Premiumの定価を1ユーザー当たり月額19ドルから29ドルに値上げすることを発表した。新しい価格は2023年4月3日から適用される。既存のGitLab Premium利用者は、2024年4月2日までの更新で自動的に1ユーザー当たり月額24ドルの移行価格が適用される。

 GitLabはこれまで値上げを実施してこなかった。今回のGitLab Premiumの値上げ理由として、同社はソースコントロールやCI(継続的インティグレーション)から最も包括的なDevSecOpsプラットフォームへのGitLabの進化といった機能追加によるものとしている。

GitLab Premiumの進化とメリット

 GitLabは2018年2月以降、400以上の機能をソフトウェアデリバリーライフサイクル全体に追加し、顧客がより高品質のソフトウェアをより迅速に提供できるようにしたと述べている。過去に追加した機能の例は以下の通り。

開始のたやすさ

 組み込みテンプレートとAuto DevOpsを使用した自動パイプライン作成により、簡単に始めることができる。

パイプラインの実行

 親子パイプライン、有向非巡回グラフおよびマージトレインは、ジョブの関係、シーケンスおよび優先順位を確立し、より高速な実行とターゲットブランチの安定性を確保する。

アジャイルプランニング

 ロードマップ、エピック、ボードおよびマイルストーンによってエンタープライズアジャイルプランニングのベストプラクティスとプロジェクト、プログラムおよび製品のチームおよび組織レベルでの管理が可能になる。

分析と可視性

 バリューストリーム分析、貢献分析、環境ダッシュボード、MR分析、コードレビューアナリティクスなど、ソフトウェアデリバリーの効率を向上させる指標を追跡する。

リリースコントロール

 コード所有者、複数の承認者、承認ルール、保護された環境、インクリメンタル/キャナリーなどのさまざまな展開戦略、フィーチャーフラグおよび細かい認証および承認メカニズムによって製品リスクを最小限に抑え、高品質なコードの出荷を確保する。

コンプライアンス

 コンプライアンスフレームワークと監査イベントにより、コンプライアンスの順守が可能になる。

パフォーマンスと耐障害性

 GitLab Geoを使用した分散クローン、Gitalyを使用した耐障害性の高いgitストレージ、地理的レプリケーションおよびロードバランシングによってGitLabの自己管理展開のパフォーマンスと耐障害性が向上する。

 GitLabは、今後もGitLab Premiumを改良し、毎月顧客に価値とイノベーションを提供するために取り組むという。今回の価格変更は、GitLab Ultimateや、GitLab for Startups、Education、Open Sourceなどのコミュニティープログラムの利用者には適用されない。

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