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みな人材不足と言うが、実はIT人材は「5年間で約20万人増えている」 IPAがDX白書2023の“増ページ版”を公開:日米IT人材の経年変化を追記
IPAは、「DX白書2023」の印刷書籍版PDFを公開した。印刷書籍版の発行に伴い、日米IT人材の経年変化を追記した。付録資料には、日本、米国、欧州、中国の各デジタル関連の制度と政策動向を加えた。
情報処理推進機構(IPA)は2023年3月16日、「DX白書2023」の印刷書籍版PDFを公開した。2023年2月9日に公開したDX白書2023に、日米IT人材の経年変化などを追記したもの。付録資料として日本、米国、欧州、中国の各デジタル関連の制度と政策動向が加わっている。
IT人材は5年で約20万人増加
IT人材の経年変化については、日本と米国で実施された統計調査(2015年と2020年に実施された日本の国勢調査と、2015年と2021年に実施された米国の職業雇用統計)を基に、情報処理や通信に携わる人材の数や所属、職種を経年比較している。
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