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【 Remove-SmbShare 】コマンドレット―― コンピュータの共有フォルダ設定を削除するWindows PowerShell基本Tips(66)

本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Remove-SmbShare」コマンドレットを解説します。

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 本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、コンピュータに設定された共有フォルダ設定を削除する「Remove-SmbShare」コマンドレットです。

Remove-SmbShareコマンドレットとは?

 Windows環境で複数のユーザーがファイルを共有する場合は、Windowsの標準機能で利用できる「共有フォルダ」の設定が不可欠です。しかし、利用することのなくなった共有フォルダを放置したままにしておくと、それが思わぬセキュリティリスクになったり、不必要な共有設定がコンピュータのリソースを少なからず消費したりします。これは決して望ましい状態であるとはいえません。

 Remove-SmbShareは、コンピュータの共有フォルダ設定を削除するコマンドレットです。なお、本コマンドレットは共有フォルダ設定を削除するだけで、フォルダの実体は削除しません。フォルダの実体を削除する場合は、本連載第4回で紹介した「Remove-Item」コマンドレットを使用します。

Remove-SmbShareコマンドレットの書式

Remove-SmbShare [オプション]


Remove-SmbShareコマンドレットの主なオプション

オプション 意味
-Name 削除したい共有フォルダの共有名を指定する。必須
-Force 実行時に確認なしで削除したい場合に指定する。省略可能


フォルダの共有設定を削除する

 削除対象の共有名を「-Name」オプションで指定してRemove-SmbShareコマンドレットを実行することで、指定した共有名の共有設定を削除します(画面1)。なお、Remove-SmbShareコマンドレットは管理者権限で実行する必要があります。

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