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Microsoft、BingとEdgeの機能追加予定を発表 「新しいBing」は全ユーザーに開放長文要約機能を改善予定

Microsoftは、「Microsoft Edge」と「Microsoft Bing」の機能追加や今後のアップデート方針などについて発表した。

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 Microsoftは2023年5月4日(米国時間)、「Microsoft Edge」(以下、Edge)と「Microsoft Bing」(以下、Bing)の機能追加や今後のアップデート方針などについて同社公式ブログで発表した。

Bingがオープンプレビューに

 MicrosoftアカウントでBingにサインインするだけで、対話型AI(人工知能)「新しいBing」とEdgeを試すことができるようになった。

よりビジュアルな検索機能を追加

 Bingでは、ナレッジカードやビジュアル検索機能を以前から提供していた。それと同じことが「新しいBing」のチャット上でもできるようになる。チャートやグラフを含む視覚的な回答が可能になるという。

 また、2023年3月から提供を開始していた画像生成AI「Bing Image Creator」を「新しいBing」でも利用できるようになり、対応言語もBingが対応している全言語(100言語以上)に拡大する。Microsoft Edgeのデザインも一新する。角を丸くし、半透明のビジュアル要素を加えたユーザーインタフェースを採用した。

 加えて、ビジュアル検索をチャットに組み込む機能の開発を開始しており、将来的にチャット上で画像をアップロードしてWeb検索が可能になるという。

「チャット履歴アクセス」「回答結果のエクスポート」機能を追加予定

 「チャット履歴へのアクセス」「回答結果の共有とエクスポート」機能を近日中に搭載する方針だ。この2つの機能は機能追加要望の割合が最も高かったという。Bingチャットのチャット履歴で、前回のチャットを再開することができるようなる。また、より深く調べたいときにBingチャットの結果を開くとEdgeのサイドバーにチャットが移動し、ブラウジング中にチャットを手元で参照することができる。さらに、以前のチャットの文脈を新しい会話に反映させることで、チャットをよりパーソナライズできるようにすることも検討しているという。

 近日中にチャットにエクスポートと共有機能の追加を予定している。ソーシャルメディア上でチャット内容を共有したい場合や新たに発見したアイデアを繰り返し検討したい場合、直接エクスポートすることが可能になる。

 Microsoft Edgeのチャット上で、長い文書(PDFや長文のWebサイトなど)を要約する機能も近日中に改善する。今後数週間以内に「Edgeアクション」機能を導入予定だ。例えば、特定の映画を見たい場合にEdgeアクションを使うと、サイドバーのチャットで選択肢を見つけて表示し、その中から好きな映画を再生することができる。また、Edgeのモバイル版には近日中にページコンテキスト機能が追加予定だ。これにより、Bingチャットで表示中のモバイルページに関連する質問ができるようになる。

製品からプラットフォームへの移行

 同社は今後、Bingのチャットにサードパーティーのプラグインを組み込んで、開発者のためのプラットフォームを構築する方針を示した。2023年5月末により詳細な情報を発表する予定だ。

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