ニュース
BingのチャットAI搭載、iPhoneへの電話を取れる機能搭載などWindows 11が大型アップデート:アップデートで何が変わる?
Microsoftが「Windows 11」の大規模アップデートを発表した。さまざまな機能が追加、強化されるが、特に注目なのがAI(人工知能)搭載のBingがタスクバーに追加されることだ。
Microsoftは2023年02月28日、同社のブログで「Windows 11」の大規模アップデートを発表した。話題になったAI(人工知能)搭載のBingがタスクバーに追加されることが決まったという。
スマートフォンとの連携も強化
今回のアップデートでは、スタートメニューやタスクバーがより簡素化され、より直感的な操作が可能になるよう改善が施されている。タスクバーからの検索が容易になっており、Microsoftは「Windowsタスクバーで検索、チャット、質問への回答、コンテンツの生成ができるようになる」としている。
また、スマートフォンとの連携も強化された。「Phone Link for iOS」はWindows 11で「iPhone」に届いた通知やメッセージの送受信、通話ができる機能だ。同社は「Windows 11 PCに集中しているときでもテキストメッセージを見逃さない」という。なお、この機能はWindows 11の「Insider Preview」で利用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Windows 11を対話型AI「新しいBing」に対応させるWindows Updateが登場、何がどう変わるのか
Windows 11 2022 Update(バージョン22H2)に更新プログラムを適用すると、幾つかの新機能が有効化される。話題なのが、対話型AI機能「新しいBing」が検索機能に統合されたことだろう。追加された新機能の主だったものを紹介しよう。 - 2GBメモリでも動作可能な軽量化したWindows 11「tiny11」を試してみた
開発者のNTDEV氏が、Windows 11 Pro(2022 Update)をベースに、機能を絞り込んだ「tiny11」と呼ぶインストールパッケージを作成、公開している。どのような機能が絞り込まれているのか、2GBメモリでも実行可能ということだが本当なのか、について実際にtiny11をインストールして検証してみた。 - 結局のところ、Windows 10の「Internet Explorer」はいつ無効化されたのか?――IE終了の真相
日本時間の2023年2月14日、MicrosoftがWindows 10の特定バージョンで、デスクトップアプリケーションとしてのIE 11を完全に無効化したというニュースが飛び交いました。実際、その日になって、IEでWebサイトにアクセスできないのを目の当たりにした人は「とうとう無効化されたか」と思ったことでしょう。でも、IEが無効化されたのは本当にその日だったのでしょうか。サポートが終了してもうだいぶたつのでどうでもよいことなのですが、無効化されるその日、その瞬間に立ち会ってみました。