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経営チーム全員をPO研修に送り込む グロービスは経営層のアジャイルマインドをどう高めたか:開発生産性向上、それぞれの取り組み(1)
多様なオンライン教育コンテンツの充実を図っているグロービスは、重要課題として、開発生産性の向上に取り組んできた。この取り組みに経営層をどうやって巻き込んでいるのか。
エンジニアリング組織における開発生産性の向上は、現場にも経営層にもメリットのある取り組みだ。だが実際には、視点や言語の異なる経営層やビジネスサイドとの意識のすり合わせと合意形成に大きな課題がある。
そうした難題に真正面から取り組み、成果を出しているのがグロービスだ。2023年7月13日、ファインディ主催「開発生産性Conference」のパネルディスカッションで、グロービスのVP of Engineeringを務める末永昌也氏と同社エンジニアリングマネージャーの大沼和也氏が、最近の取り組み状況を紹介。「エンジニアリング組織論への招待」の著者であるレクター代表取締役の広木大地氏とともに、課題解決に向けて実施すべきことや開発生産性の考え方などについて議論した。
なお、ファインディは開発生産性の可視化・分析ツールを提供している。
2年がかりで段階的に開発生産性の向上を図るグロービス
オンライン教育コンテンツの充実により、事業拡大を続けているグロービス。エンジニア数はこの6年間で0人から100人強に増えた。そうした同社において、開発生産性の向上は重要課題だった。開発現場では、2022年よりデプロイ頻度とリードタイムの計測、改善を進めてきた。
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