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働くなら「厳しくても成長できる企業」か「ストレスはないが成長に時間がかかる企業」か リクルート:「人間関係はウェットでOK」
リクルートは、2024年3月卒業予定の大学4年生と大学院2年生を対象に実施した就職活動に関する調査の結果を発表した。それによると、安定指向が高く、個人よりチームでの活動を重視することが分かった。
リクルートの研究機関である就職みらい研究所は2023年8月23日、2024年3月卒業予定の大学4年生と大学院2年生を対象に実施した就職活動に関する調査の結果を発表した。それによると「歴史や伝統があり、安定した確実な事業成長を目指している企業」で働きたいという意見が多かった。
なおこの調査は、企業に関する5つの特徴(経営スタイル、貢献と報酬の関係、成長スタイル、ワークスタイル、コミュニケーションスタイル)について、安定している/チャレンジしているなどの対立意見を挙げ、自身の考えに近い方を選んでもらう方式で行われた。
「会社のノウハウで汎用的なスキルを身に付けたい」
経営スタイルについて見ると、保守的な企業の支持が高かった。設問内容としては「歴史や伝統があるか新しいか」「安定指向かチャレンジ指向か」「意思決定で重視するのは正確性か迅速性か」「顧客の層は広いか深いか」など。いずれも保守的な方を選ぶ人の割合が高かった。
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