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生成AIを「使ってみた」だけではなく「使い続けている」企業はどのくらいある? AI inside:「仕事を奪われるから」といった懸念は少ない
AI insideは、生成AIの活用実態と意向に関する調査の結果を発表した。生成AIの認知率は5割強。信頼性や使い勝手に懸念を持つ人が多いが、「生成AIに仕事を奪われる」といった懸念を持つ人は少なかった。
AI insideは2023年9月26日、ビジネスパーソンを対象に実施した生成AI(人工知能)に関する調査の結果を発表した。調査は、企業で正社員、経営者、役員として働いている20〜59歳の人を対象に実施し、1161人から有効回答を得た。
現時点での生成AI導入率は低く、継続利用も1割未満
生成AIを「知っている、聞いたことがある」と回答した人の割合は55.5%だった。AI insideは「日々報道されている生成AIに関連するニュースの量を考えると、生成AIという言葉はまだ世の中に浸透し切っていない」と分析している。
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