PE-BANK、ITエンジニアのキャリア自律支援サービス「Pe-BANKカレッジ」の提供を開始:持続的なキャリアの成長を社内で図る
PE-BANKは、ITエンジニアに特化したキャリア自律支援サービス「Pe-BANKカレッジ」の提供を開始。企業に属するITエンジニアがネクストキャリアのために必要な知識やノウハウを提供する。
PE-BANKは2023年11月14日、ITエンジニアに特化したキャリア自律支援サービス「Pe-BANKカレッジ」の提供を開始したと発表した。
Pe-BANKカレッジは、企業に所属するITエンジニアがフリーランスエンジニアとして独立して働くための知識とスキルを総合的に提供するものだ。企業は、従業員の肉体的、精神的、社会的健康を重要視する「ウェルビーイング経営」の観点で、従業員自らキャリア構築と学習を、主体的かつ継続的に取り組む「キャリア自律」の支援を福利厚生として提供できる。
具体的には、企業に所属するITエンジニアが自身のスキルを棚卸しし、社外での市場価値を認識できる「スキルアセスメントサービス」、法律や業界知識、現場での立ち居振る舞いまど、現在所属している会社以外での就業を可能にする知識やノウハウを学ぶ「ネクストキャリア準備講座」、これらで知識やノウハウを身に付けた従業員が、所属会社の副業規定を活用して業務委託契約で社外で就業することを支援する「副業制度支援サービス」がある。
講座はオンラインによる集合形式。副業制度支援サービス就業先はPE-BANKが持つ案件の中から選ぶことができ、週1〜2日稼働など、副業の範囲内で稼働できる。PE-BANK所属の先輩フリーランスエンジニアと同じプロジェクトで就業できる「メンター制度」もある。
想定受講対象者は、IT技術者(よって、技術研修は想定していない)。対象年齢は定めておらず、「将来のキャリアやネクストキャリアに興味のある全世代」(同社 高山常務取締役)としているが、事前の調査では、大企業に勤めるプロジェクトマネジャーなど、講座を受けることで定年退職後に社外で活躍できる可能性が高い人材の利用を想定しているという。
今回は第1弾として「企業の福利厚生サービス」をリリース。初年度は10社/100人、3年後には50社/1000人の利用を目指す。費用は、3サービスをフルで活用する場合は50万円(税別)/1人。オーダーメイドでカスタマイズも可能としている。2024年春には、フリーランスエンジニアを目指す個人向けサービスもリリースする予定だ。
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