異業種からのキャリアチェンジ成功者が語る「AIエンジニアになるための条件」とは：資格取得は有効？ 学生時代にやっておくべきことは？（2/2 ページ）

生成AIをはじめ、AIの業務利用が進んでいる。開発環境も簡単に用意できるようになり、AI開発のハードルは下がっているが、いざ取り組もうとすると具体的にどのように進めればいいのか、どこから手を付ければいいか迷う人もいるだろう。現役のAIエンジニアにそういった気になるポイントを聞いた。

[柴田克己，＠IT]

意外に有効な「資格取得のための学習」

　後半は、Laboro.AIで働く3人のエンジニアを交えたトークセッションだ。

　メンバーは、機械学習エンジニアの佐々木 星也氏と佐々木 雄哉氏、システム開発エンジニアの光岡 駿氏だ。佐々木 星也氏は元公務員、佐々木 雄哉氏は元塾講師から機械学習エンジニアへの「異業種転向組」だ。光岡氏は元Web開発エンジニアで、現在は主にカスタムAIのPoC開発に関わるシステム開発エンジニアを務める。

3人の経歴（提供：Laboro.AI）

　最初のトークテーマは「他業種からAI開発に携わるために必要なこと」。