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社内のデータリテラシー推進で確実な成果を出すにはGartner Insights Pickup(360)

今後のビジネスの成功には、全社的なデータリテラシーが欠かせない。そして最高データ/アナリティクス責任者(CDAO)は、これを確実に推進していく必要がある。具体的には何をやっていけばいいのだろうか。

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ガートナーの米国本社発のオフィシャルサイト「Insights」などのグローバルコンテンツから、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップして翻訳。グローバルのITトレンドを先取りし「今、何が起きているのか、起きようとしているのか」を展望する。

 データリテラシーは、ビジネスの成功やリーダーシップの発揮を支える最も重要な要素の一つだ。だが、企業がデータリテラシープログラムを実施しようとすると、多くの場合、問題に直面し早々と挫折してしまう。

 不透明なビジネス環境の中で、働き方や仕事の進め方の進化とデジタル技術の急速な進歩に伴うスキルギャップが生じており、従業員に新たなスキルを身に付けさせることが必要となっている。正式なデータリテラシープログラムは、その規模にかかわらず、最高データ/アナリティクス責任者(CDAO)がデータ/アナリティクス(D&A)戦略で打ち出す野心的な目標を達成するために不可欠だ。

 Gartnerは2026年までに、データとAIのリテラシー、文化の変革、そして有能な人材をもたらすCDAOの手腕が、ビジネス戦略を支える決定要因のトップ3に入ると予測している。

 ビジネスを成功させる上でデータとアナリティクスの重要性が増していることを考えると、継続的な学習とチェンジマネジメントを中心とした文化の醸成を推進することがCDAOには不可欠だ。個々の従業員のスキルギャップは大抵、パフォーマンスの問題や、業務に変更が発生した場合に明らかになる。従業員とその上司は、データリテラシーの研修中と研修後に期待される成果を、より明確に理解する必要がある。

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