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DBMSにおける「3層スキーマアーキテクチャ」とは:それぞれのスキーマの役割とは?
3層スキーマアーキテクチャを用いることで、データベース設計の安全性、拡張性、クライアントからのアクセス性を向上させることができる。基本的な仕組みと幾つかの例を説明する。
データベースを活用するには、分散アーキテクチャにおけるデータベースの役割、データベース内部で機能するコンポーネント、データベースの固有の役割や責務など、多くの異なる観点で考慮すべきポイントがある。
またデータベースは非常に複雑なので、使いこなすには、どのように構築、構成されているのか理解を深めておく必要がある。例えばデータベース管理システム(DBMS)では、「3層スキーマアーキテクチャ」を用いることで、設計の安全性、拡張性、クライアントからのアクセス性を向上させている。本稿では、3層スキーマアーキテクチャについて解説する。
3層スキーマアーキテクチャとは
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