ニュース
年商500億円以上の企業のCIOでも「経営層とうまくやれていない」と悩んでいる ガートナーが調査:CEOが不満に思っている(と考えられる)ことをCIOに聞き取り
ガートナージャパンは日本企業のIT投資ガバナンスに関する調査結果を発表した。ITの活用でビジネス価値を高めて企業全体のデジタルビジネスに貢献する役割がCIOには求められるという。
ガートナージャパンは2024年10月21日、日本企業のIT投資ガバナンスに関する調査結果を発表した。この調査は、年商500億円以上の日本企業のCIO(最高情報責任者)やデジタルビジネス担当エグゼクティブ(もしくはITエグゼクティブ)を対象に実施した。それによると、IT部門またはIT投資に対して、その価値を経営陣に認められていない(認められていないと自覚している)CIOまたはITエグゼクティブが多数いることが分かった。
CIOから見た「CEOの不満」とは
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 生成AI導入で「CIOが懸念するデータ課題」トップ3は? レノボ調査結果
レノボはレポート「Smarter Data Management Playbook 2024」を発表した。それによると日本企業の28%が「データ管理の複雑さ」を主要な課題と捉えている。 - AIを進める役割、海外企業は「CIO」だが日本企業は「IT部門リーダー」 ガートナーが調査結果を発表
ガートナージャパンは、AIに対する組織的な取り組み状況に関する調査の結果を発表した。日本の大企業でAI専門組織を設置する割合は海外企業の半分にとどまっており、AI開発に必要な人材の枯渇感が強いことが分かった。 - 「AIへの対応はCIOの最優先課題」Gartnerが指摘
Gartnerは、生成AIについて「AIへの対応はCIOの最優先課題であり、AIの活用方針とAI対応シナリオを策定する必要がある」と指摘した。